90年代製 モーリスMF208 気になる弦高2.3ミリ程度 ネック ストレート ペグ 錆び無し、ピカピカ フレット残 8割以上 弾きやすく調整 新弦に張替、クリーニング済 2000年代現行モデルとの大きな違いは 外見では、「ブリッジ」「ヘッド」形状 キングヌー常田さんが使ってる70年代製と「同じ」 特に旧ロゴは、ひと目でビンテージとわかる 最も大きな違いは、「使ってる材」 今の時代のものより、密度が高く、きっちりエイジニング（経年乾燥）が済んだものです それは、音に現れます、初心者さんでも聴き比べれば 音の輪郭くっきり 音抜けがよく 力強く 澄んだ切れ味のいい音色は、はっきりわかります おいしいラーメンをおいしいと感じるのに知識がいらないように ギターのこと、なんにも知らないあなたにだって 必ずわかります でいいギターを選ぶコツは 色を最優先に「考えない」こと まず何より「個体の状態」 弦高が適正であるか？ネックは真っ直ぐか 弾きやすい状態か？ 次に「音色」 もこもここもってないか ボディ全体で鳴らずに、弦だけで鳴ってはいないか？ 色を最優先に、もってくるということは 楽器なのに、肝心の「鳴りの部分」をおろそかにするということです 楽器って 必ず、希望の色が常時あるわけでもありません 一見フリマサイトに溢れている、楽器ですが ネック反りなどで、「使えないもの」も少なくないです さらに その中で「きれいに鳴るもの」はとても少ないです その中で 好みの色音にこだわりすぎるのは 自らハードルを高くする、選べる範囲を狭くしてしまうようなものです 良材で丁寧に組まれてますので 1・2弦はきれいに響きます サスティーンの伸びは、気持ちがいいです しっかりボディ全体が震える、胴鳴りをしてます 【弾きやすさ】とは 弦高などの物理的なものもさることながら 弦を弾いたときの「反応の素直さ」です こういうところは、数値化できないですし 楽器屋のレビューでも触れられることがないですが 実は一番大切なことだと思います 000らしい、素直さで 指の動きにすばやく反応して 強く弾けば、強く、軽く弾けば軽く、なってくれます 最近は見ない 実に000らしい個体です